岡山県倉敷市にございます、ふるさわ鍼灸整体院です。
スポーツをしている方や、部活動などでスポーツをされているお子様がいると、「スポーツ障害」について聞くかもしれません。
スポーツとケガは切っても切れない関係ですが、できればケガの心配をせずに続けたいものですね。
スポーツ障害が起きる原因や対処方法を知っていると、ケガの予防につながったり、不測の事態でも落ち着いて対応できるかもしれません。
今回は、スポーツ障害の起きる原因と対処方法についてご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
■ スポーツ障害とは?
スポーツ障害とは、スポーツによって特定の部位に力が繰り返し加わることにより、筋・骨・関節・腱・靭帯が損傷、あるいは不調を感じるものです。
慢性的なものなので、はじめたばかりの人よりも、ある程度スポーツを続けた人に見られやすいといえます。
よく似たものに「スポーツ外傷」というものもありますが、こちらは大きな力が急に加わることで生じるケガ・不調を指します。
ボールが飛んできて突き指をしたり、階段を踏み外して捻挫したりといった、突発的なケガのことですね。
こちらは避けがたい部分もありますが、スポーツ障害なら自覚後に身体の動きなどを変えて、回復に向かうことも可能といえます。
■ 何が原因で起きる?
スポーツ障害を引き起こす原因は、4つ考えられます。
・身体の使い過ぎ
同じ動きや無理な動きを繰り返し行うと、痛みや不調を感じやすいです。
スポーツによっては同じ部位をずっと使うケースが多く、たとえばテニスだと肘の腱が痛んで、握って持ち上げる動作の辛くなるテニス肘が見られます。
・間違った方法、偏った方法で身体を使っている
スポーツには正しいフォームや、身体の使い方があるものの、矯正されずに間違った方法で続けていると、慢性的な痛み・不調へと変わります。
ほかにも、利き手の関係で動きが偏る、痛みや不調をかばうために不自然な動きをしてしまうなども、スポーツ障害を誘発します。
・柔軟性の不足
柔軟性が不足した状態だと、スポーツの激しい動きに身体がついていけず、思わぬケガを引き起こします。
運動前のストレッチが不十分だったり、加齢によって柔軟性が低下していたりなど、さまざまな理由が考えられます。
運動後のケア不足も、柔軟性の低下につながりやすいです。
・成長途中で、動きに追いつかない
子どもの身体は未発達のため、無理な動きで負荷がかかりやすいです。
筋肉や腱は柔らかいのですが、骨や軟骨は筋肉などに引っ張られて損傷しやすく、年齢に合った練習やトレーニングが必要といえます。
■ もし起きたときの応急処置
スポーツ障害で負荷がかかり続けると、痛みが生じるようになります。
早い段階で適切な処置を行うと、回復が早いため、痛みを感じたら以下の方法を試しましょう。
頭文字をとって「RICE」という応急処置の基本です。
スポーツ外傷にも使うことができます。
・Rest(安静)
患部を固定して、安静な状態を保つようにします。
無理に動かすと炎症の広がる恐れがあるため、慎重に行いましょう。
・Ice(冷却)
患部を氷や保冷剤などで冷やします。
冷やすと血管が収縮するため、腫れ・内出血・痛みを抑えられます。
・Compression(圧迫)
患部を包帯などで巻き、圧迫させます。
圧迫させることで腫れと内出血を抑えますが、きつめになるとしびれてしまうため、加減を見ましょう。
・Elevation(挙上)
可能な範囲で、患部を心臓よりも高い位置に持ち上げます。
患部に流れる血液・リンパ液の量が少なくなるので、腫れ・内出血・痛みを抑えられます。座っているよりも横になっているほうが、やりやすいでしょう。
■ スポーツ障害が起きたときにやってはいけないこと
スポーツ障害を自覚したら、回復が遅くなることもあるため、運動は直ちにやめましょう。
ほかにも患部をもんだり、ストレッチをするのも炎症を起こす原因になるためNGです。
できるだけお医者さんや、信頼のできる治療院などで見てもらうようにしてみてください。
■ ふるさわ鍼灸整体院ではスポーツ整体を行っております!
ふるさわ鍼灸整体院は、JR山陽本線「倉敷駅」より徒歩7分の場所にございます整体院です。
当店では、スポーツをされている方に特化した、スポーツ整体を実施しております。
スポーツ整体はスポーツの慢性的な痛みや、ケガからの早期回復を目指すもので、全身の調整・メディセルという機械を使った施術を行います。
V.LEAGUE WOMENに所属するバレーボールチーム、倉敷アブレイズのケアスタッフとして選手のケアも行っておりますので、スポーツのケガや痛みにお悩みでしたら、ぜひご相談くださいませ。
■ まとめ
スポーツ障害とは、繰り返しの動きをすることによって引き起こされる、慢性的な痛み・不調のことです。
原因としては単純な使い過ぎのほか、偏った動き、柔軟性の不足、成長期で負荷がかかっているなどが考えられます。
スポーツ中に痛みを感じた場合は直ちに中止し、応急処置の「RICE」を実行してください。